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離島などの高齢者を対象に、インターネット電話を使って無料で法律相談が受けられる全国初の取組みが、12日から久米島で始まりました。
この法律相談は弁護士が常駐していない離島などの過疎地に住む高齢者でも気軽に法律相談が受けられるよう、日本弁護士連合会が始めたもので、モデル事業として全国で初めて久米島でスタートしました。
法律相談は、久米島町役場と那覇市の沖縄弁護士会をインターネット電話のスカイプで繋ぎ行われるもので、お互いの顔を確認しながら相談することができます。
加藤裕弁護士は「自分の財産管理、何か契約の問題、親子や家族の問題、あらゆるものが（相談）対象として含まれることになります。本当にこの問題を弁護士に相談していいのかしらと思うようなことでも、まずは遠慮なく予約して相談して頂ければと思います」と話しています。
ネット電話を使った法律相談は2013年５月まで実施される予定で、日本弁護士連合会では「今後は、他の離島も含めて実施を検討したい」としています。