石垣島でキャンプを張る千葉ロッテ。チームにはルーキーの川満寛弥投手に、プロ7年目の大嶺祐太投手や、3年目の伊志嶺翔大選手らが参加、三者三様の今年の決意を聞きました!
大嶺祐太投手「一番は、また一軍のマウンドに立つことなので」伊志嶺翔大外野手「あの悔しい気持ちがあったからこそ、またさらに人間として成長できたと思います」川満寛弥投手「自分さえブレなければ、目標を達成できることが分かったので」
千葉ロッテ石垣島キャンプ!県勢で参加しているのは3人の選手達。その中で今年、プロ初のキャンプに挑むのは宮古総実出身、川満寛弥投手。MAX143キロのストレートと100キロ台のカーブという緩急をつけたピッチングが持ち味。
川満寛弥投手Q川満選手がプロに入ったことで後輩たちに夢を与えたと思うが? 川満寛弥投手「自分さえブレなければ、目標を達成できることが分かったのでこれからプロ野球選手になりたいと思っている人は、絶対その目標をあきらめずにやって欲しいなと思っています」川満寛弥投手「Q今シーズンの目標1軍に入るというのは当たり前なんですけど、とりあえず1勝するというのが今の現段階での目標です。」
川満寛弥投手「何年後かはわからないですけど、球界一のサウスポーと言われるように頑張って、沢村賞というのもとってみたいと思います」
一方、今年プロ7年目大嶺祐太投手は、キャンプ3日目にしてインフルエンザで離脱、先週土曜日、復帰初日を迎え、他の選手とは別メニュー、軽めの調整で汗を流しました。
大嶺祐太投手「Qインフルでキャンプ3日目の離脱。焦りは?変な焦りはないんですけど、やはり調子がいつもより良かった分、もったいなという気はしますけど、いろいろ、考えながら、焦らず、ペースだけ上げていきたいなと思います」
伊志嶺翔大外野手「2軍に落ちた時に自分自信を見つめなおすことが出来たので、それが一番良かったなと思います」
今年プロ3年目伊志嶺翔大外野手。去年1軍スタートした伊志嶺でしたが、調子を落し5月にはプロ初の2軍へと降格します。
伊志嶺翔大外野手「正直に言うと、本当に初めは気にしないようにしていたんですけどやっぱり無理でしたね。家に帰った時とかも、何か自分自身、受け止めきれてないという部分があって」
伊志嶺翔大外野手「Q泣いたりしたの?う〜ん泣いたり・・・どうですかね・・・ハハハハ。棚原)泣いたな、どうですかね」
ロッテにはチームで唯一WBCのメンバーに入る角中選手や、ゴールデングラブ賞をとった岡田選手など、伊志嶺選手が競う外野の守備争いは熾烈です。
伊志嶺翔大外野手「まずはそこを勝ち取らなければならないという気持ちが強いですねそこを勝ち取って、1年間レギュラーとして試合に出続けることを目標に頑張りたいと思います」
ところで、今年、伊志嶺選手の宮古島の後輩川満選手が入団。いろいろアドバイスもしているのでは・・・
川満寛弥投手「まだそういう話はしていないんですけど、また今度機会があれば聞いてみたいと思います」伊志嶺翔大外野手「野球の話しはしていないかもしれませんね。」
でも川満選手は新人なんだから、プロとしての心得というものを先輩として熱く語れるチャンスじゃないですか?
伊志嶺翔大外野手「いや、そんな暑苦しくは語りたくないですね(笑)しかもごはんの場ではそんなのいらないです。」
大嶺祐太、伊志嶺翔大、川満寛弥、それぞれが今、石垣島で課題に挑み、2013年のシーズン開幕に備えています!