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普天間基地周辺の住民が爆音のない静かな日々を求め国を訴えている第2次普天間爆音訴訟の口頭弁論が31日、那覇地裁沖縄支部で開かれました。

この裁判は、普天間基地の周辺住民が国に対し、航空機の騒音の差し止めと損害賠償を求めているもので2012年12月、新たに288人の追加提訴が行われ原告数は3400人以上にのぼります。

新たに原告に加わった呉屋達巳さんは31日の法廷で「爆音や墜落事故、米兵による事件事故のない、子供たちが安心して暮らせる環境で生活したい」と訴えました。

また原告側は、爆音被害を国が放置し続ける状況は憲法に違反するとして違憲確認を求めましたが国側は、「確認の利益を欠き、不適法である」として違憲確認を却下するよう主張しています。次回弁論は、4月25日に行われる予定です。