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泡瀬干潟で新種のクモが発見されたという報道をうけ21日、市民団体らは埋め立て工事の中止を求め国に要請しました。
埋立工事の中止を要請したのは泡瀬干潟を守る連絡会の幹事5人です。会では、水中で生息できる能力を持った「アワセイソタナグモ」という新種のクモが泡瀬干潟で発見されたとの報道を受け、希少な生物を守るためにも工事を中止するよう21日、国に要請しました。
連絡会の小橋川共男共同代表は「泡瀬干潟は多くの絶滅危惧種が生息していて今回の発見も干潟の貴重さを再確認させるものだ」と訴えました。
泡瀬干潟での工事は2012年8月から再開していて現在護岸の補強のための作業が進んでいます。守る会では2月中には工事の中止を求める署名を国に提出することにしています。