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那覇市の城岳小学校では、9日、新春を祝い「特別講義」つきの書初め会が行われました。
2013年の書初め会には、書家の茅原南龍さんが招かれ、新学期を迎えたばかりのおよそ570人の児童たちに、ひらがなの成り立ちをクイズ形式で紹介したり、書を書く際の心構えを話しました。
茅原さんは、「一字一字をしっかり書くことが、自分で自分を育てることにつながる。立派な人になりたいという気持ちで集中して書いてほしい」と話し、子どもたちも真剣な表情で聞き入っていました。
このあと子どもたちは実際に紙に向かい、事前に自分が選んだ言葉を手本にして、思い思いに筆を走らせていました。
子どもたちは筆を持ちながら「茅原先生が言ったように、気持ちを込めて書いたらいいなと思いました」「ことしいろんな(書道の)賞を取りたいなと思いながら書きました」と話していました。
子どもたちは茅原さんの言葉を素直に受け止め、自分の思いをのびのびと筆に託していました。