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上京中の仲井真知事は先ほど初めて安倍総理と会談し、那覇空港の第2滑走路の建設などを求めましたが懸案の普天間基地の移設については双方から言及はありませんでした。
8日午後、官邸で安倍総理と会談した仲井真知事は民主党政権時に概算要求した3045億円の沖縄振興予算の確保と那覇空港の第2滑走路の5年以内での完成を求めました。
これに対し安倍総理は沖縄県民の皆さんに負担をかけている中で沖縄の発展は全体の問題。沖縄はアジアの中心として発展の可能性が高いと一定の理解を示しました。しかし懸案の普天間基地の移設問題については具体的な言及はありませんでした。
仲井真知事は「自民党の公約で確か辺野古が書いてあったんですかね、だとすれば、色々なステップが想像できますけれども、どんなタイミングでどんな風にというのがちょっと僕らも話を聞いていませんので、これからでしょう」と話しました。
普天間問題を巡っては9日から又吉知事公室長が訪米しアメリカ政府に沖縄の現状を訴えることにしています。