※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

4日、名護市で新春の集いが開かれ、2013年が市長の任期の最終年となる稲嶺市長が「2013年は正念場」だと語りました。

名護市の新春の集いには市内各区や企業、団体などから1300人以上が出席しました。この席で稲嶺市長は政府が辺野古への基地建設に向けた手続きを進めていることについて、改めて基地建設反対を貫く考えを表明しました。

稲嶺市長は「基地問題では正念場となる厳しい局面も予想されますけれども、稲嶺市政の仕上げの年にしたいと思っています」とあいさつし「(県知事からの500余りの意見を)しっかり検証して対応したと思えない状況の中で、埋め立て申請にとても許されるものではなない」と政府が環境アセスの補正した評価書を2012年の年末に駆け込みで県に提出したことやその内容を批判しました。

政府は近く辺野古沖の埋め立て申請を県に提出すると見られていますが、名護市では市議会も反対の意見が大勢を占めていて、計画が強行されればさらに反発を広げそうです。