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きょうからスタートする「2012回顧」。この1年は皆さんにとってはどんな1年だったのでしょうか。QAB報道部が激しく動いた2012年、県内の様々な姿をもう一度振り返ってまいります。初日は、今年も話題満載でしたスポーツからです。

2月、プロ野球沖縄キャンプ!新生横浜DeNAの監督に就任した中畑清監督は一番人気!キャンプ序盤、インフルエンザに感染し、チームを離脱したものの球場そばのホテルの部屋からでも熱気を送り続けました。

今年初めて沖縄キャンプに参加したのはプロ2年目、20歳の巨人宮国椋丞投手!オープン戦で沖縄のファンを沸かせると、今シーズン初の1軍ローテーション入りし、6勝(2敗)をあげ、オールスターゲームでも活躍するなど、日本一にも大きく貢献。契約更改では増額の1600万円でシーサーとにっこり。

東浜巨「1年目からローテーションに入り、新人王を獲れるように頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします」

貢献と言えば、来年即戦力として大きく貢献が期待されるのは背番号16、福岡ソフトバンクホークスの東浜巨投手!契約金は1億円プラス出来高5000万円!

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県学生空手道選手権で3連覇を達成した喜友名諒(沖国大4年)は11月の世界選手権で3位、12月の全日本選手権は優勝!県勢男子として初の栄冠を飾るなど、沖縄空手の顔として活躍した

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こちらは16年ぶりの快挙!柔道全日本選抜選手権、100キロ超級で那覇西高校出身の七戸龍がライバルを下し優勝。次回は、ソチ五輪でその雄姿が見たい!

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2月、高校ハンドボールの九州ナンバーワンをかけた大会で、男子は興南、女子は陽明がアベック優勝!

5月の那覇ハーリーでは中学生が心を合わせ、ゴールを目指した。

6月、夏の甲子園を目指す県内高校球児の戦いは今年も白熱!決勝戦では浦添商業と沖縄尚学が対戦。初回、沖尚の主砲・上間祐輔が2ランホームランを放つとそのウラ、浦添商業もエース宮里泰悠のソロホームランなどですぐさま同点に追いつきます。そして試合はクライマックスへ!浦添商業が沖縄尚学をやぶり、4年ぶりの夏の甲子園へ!!

宮良高雅監督「20何年か前、この聖地を目指して頑張ってきた自分の姿と今彼らの姿をダブらせている。本当に連れてきてもらえて感謝の気持ちでいっぱいです」

県代表、浦添商業は甲子園の初戦で高校ナンバーワン左腕を擁する強豪・愛工大名電を相手に、宮里泰悠のホームランやバント攻撃など、大技小技を用いて撃破!幼馴染の二人のエースなど、爽やかな話題とともに旋風を巻き起こし、ベスト16の結果を残した。

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夏の甲子園の夢は、来年の春のセンバツに託される。秋の九州大会、県代表として出場した沖縄尚学が優勝。県勢3年ぶりとなる来年のセンバツ出場をほぼ手中に収め、後は1月の朗報を待つだけ。

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女子ゴルフではダブル宮里が活躍。7月のアメリカゴルフツアー、宮里藍が今季嬉しい2勝目。さらに2位に宮里美香がつけるなど、県勢がアメリカの地で1,2フィニッシュを飾ると、この勢いで8月には、宮里美香が日本人最年少の22歳の記録更新で念願のアメリカツアー初優勝を飾った。

東浜VS島袋。甲子園優勝投手が夢の対決。

8000人のファンが熱い視線。宜野湾車いすマラソン。

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笑顔いっぱいのアスリートがいる中、今年も苦しい展開だったのはFC琉球。今季、松田岳夫新監督を迎え、序盤は一時4連勝を飾るなど、チームの勢いもありましたが、後半失速。ホーム最終戦では、高橋駿太がリーグ得点王に輝く明るい話題もありましたが、結局チームは去年と同じ9位。責任をとる形で松田監督は辞任。迷走するFC琉球。キャプテン我那覇の苦労が続く。

琉球キングス・桶谷ヘッドコーチ「キングスに4年いて、1年目に優勝して、そこからなかなか勝てず。本当に明日が最後の試合だと思ってやります」

王座奪還の悲願へ向けキングスがブースターの期待に応えた。リーグナンバーワンをかけたシーズン最終戦。対戦相手は去年この舞台で敗れた東の王者・浜松東三河フェニックス。

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ゲームは優勝請負人・並里に加え、小菅・山内と日本人シューターが活躍。そして大会MVPマクヘンリーにキャプテン与那嶺も攻守で貢献。最終第4クオーターで32得点の猛攻をみせたキングスは追いすがる浜松東三河を下し悲願達成!3季ぶりのリーグ制覇!

2連覇に挑む今シーズンは遠山新ヘッドコーチを迎え、チームは開幕15連勝!1位街道を驀進中だ!

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琉球コラソンもプレーオフをかけ、ぎりぎりの戦いが続く!

新垣渚「家族に感謝したいです」4月、涙で復活を喜んだのは県出身ソフトバンクの新垣渚投手!3年ぶりの1軍マウンドで完投。ケガに苦しみ続けた31歳は、今季6勝をあげ、年俸も1600万円アップの4200万円でサインした。

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11月、高校サッカー。聖地・国立競技場をめざし、頂点で激突したのは宮古対南風原。12年ぶりの全国を目指す宮古は、地元から大応援団が駆けつけ、声援を送る。力強いサポーターの後押しも受けた宮古が勝って、今月31日全国大会の1回戦がキックオフ!(初戦は群馬県代表、前橋育英)

笑いあり、涙あり、今年も様々なドラマを生み感動を提供してくれた県勢アスリート達!プロもアマも、スポーツを通し、来年も、熱い人生のドラマを見せてくれることだろう!