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泡盛を中心に、沖縄の歴史や文化を盛り込んだ「泡盛学」を台湾の大学で教えている泡盛マイスター協会が那覇市で現状報告会を開きました。

泡盛マイスター協会はアジア地域での泡盛の普及をめざし、2012年2月から台湾の「健行科技大学」に毎月一回講師を派遣し、沖縄の歴史や文化に育まれた泡盛について講座を開いています。

泡盛マイスター協会の新垣会長は「泡盛はほとんど知られておらず、地道な活動だが、受講する学生たちは泡盛や沖縄の歴史に興味を持ち始めている」と講座の成果を述べました。

また、毎月の講師派遣費用など事業の継続に役立ててほしいと、南島酒販株式会社から寄付の申し出があり、報告会の中で新垣会長に100万円の寄付金が手渡されました。

現在、台湾の1校だけで開かれている「泡盛学」講座ですが、他の大学からも要請があるということで、協会ではさらに支援の協力を呼びかけています。