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交通事故をなくそうと、14日、那覇市で高校生たちによる、高校生のための大規模な集会が開かれました。この交流会は交通事故を自分たちの問題として考えようと、県内の殆どの高校が参加して行われました。
会では、交通事故でクラスメイトを亡くした経験を持つ生徒が辛い体験を発表するなど、交通安全の大切さを同じ高校生たちに訴えました。
体験発表で壇上に立った高校生はそれぞれ「彼は息を引き取りました。16歳です」「大人になって同級生と昔のことを振り返ったり、たくさんの思い出が出来たと思います。そんな彼の歩む人生をバイク事故で奪ったのです」「この世に生をうけ懸命に生きる私たちの命は一人だけのものではないのです。改めて交通安全について考えてみてください」と訴えました。
県内では、過去10年間で44人の高校生が交通事故で亡くなっていて、2012年10月末時点で二輪車による事故が、126件発生しています。その後、生徒たちは手作りのプラカードを掲げながら公園のまわりを歩き交通事故ゼロを呼び掛けていました。