シリーズ「2012衆議院選挙、あすを選ぶ」。朝日新聞社とQABは4日と5日に県内4選挙区の有権者を対象に公示後の情勢調査行い、序盤の総合的な情勢を探りました。
投票態度を明らかにした人でみると、1区では国場さんが自民支持層と公明支持層の大半を固め「やや優位」に立っています。
下地さんは国民新支持層の大半をまとめ、無党派層の4割に浸透していますが、民主支持層をまとめきれず「激しく追う」展開となっています
赤嶺さん共産支持層のほぼすべてをまとめましたが、無党派層への広がりがなく「厳しい戦い」です。
安田さんも「厳しい戦い」です。
年代別支持では、国場さんがほぼすべての年代層に浸透しています。
照屋さんは社民支持層、民主支持層のほとんどを固めたほか、無党派層の7割近くをまとめ「安定した戦い」となっています。
宮崎さんは自民支持層、公明支持層に浸透しているものの、無党派層にも広がりがなく「厳しい戦い」です。
このほか金城さん、永井さんも支持層に広がりがなく「厳しい戦い」となっています。
年代別では、各年代層で照屋さんが支持を集めています。
玉城さんは未来支持層をほぼ固めたほか、離党した民主支持層からも支持を集めていて「やや優位」な展開です。
比嘉さんは自民支持層と公明支持層の固めていますが、無党派層に広がりがいまひとつで「やや苦戦」しています。
このほか宮里さんと崎浜辺さん、大城さん、金城さんは支持の広がりがみられず「伸び悩んで」います。
年代別支持では、玉城さん各年代層で支持を広げています。
西銘さんは自民支持層と公明支持層を固めたほか、無党派層の7割近くをまとめ「優位」に立っています。
民主を離党し、無所属の瑞慶覧さんは、社民支持層と離党した民主支持層に浸透を図っていますが、ターゲットとする無党派層をつかめず「苦しい戦い」となっています。
真栄里さんと魚森さん、大城さんは支持に広がりがなく「大きく引き離されて」います。
年代別支持では、すべての年代層で西銘さんがリードしています。
ただ、調査時点では投票態度を明らかにしていない人が5割前後おり、選挙戦の折り返しから終盤に向けて情勢は変化する可能性もあります。