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脱原発について考えようと、日本と韓国の原子力発電所を視察しているツアーの参加者が4日、沖縄に立ちより、アメリカ軍基地について学びました。
このツアーは「危険なものを地方に押しつける構図は基地も原発も同じ」という考えから、国際交流の船旅をコーディネートしているNGO「ピースボート」が企画したものです。
ツアーには日本と韓国からおよそ900人が参加。このうち普天間基地の大山ゲート前では、およそ40人が基地のフェンスに赤いリボンを結びつけたり、赤いビニールテープで「ノーベース」という文字を作り、張り付けたりして抗議の意思を示しました。
ツアーの参加者たちはこのほか南部戦跡や53年前アメリカ軍機が墜落したうるま市の宮森小学校などを訪問しました。
ピースボートでは「原発を無くすために活動している人たちが同じように押し付けの構図に苦しめられている沖縄の基地問題にも関心を示してくれたら」と話しています。