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災害時に1人で避難することが困難な住民に対する社会福祉協議会の災害対応マニュアルを作成する研修会が開かれました。
県社会福祉協議会では、2年前に災害対応マニュアルを作っていて、今度は各市町村それぞれの地域に対応した個別のマニュアルを2013年3月までに作成する予定です。
研修会では、台風で村全域で建物や道路などの被害が出た大宜味村の社会福祉協議会の平良修事務局長が「高齢者世帯が多いため、ボランティアが不足しているのが現状。2012年は海抜の低い地区では広い範囲で冠水し、障害者施設の支援に消防が出動できないなど、隣り通しで助け合う重要性を強く感じた」と報告しました。
阪神大震災から数多くの被災地支援を行っているアドバイザーの桑原英文さんは「今が災害の対応を考えるチャンス、災害時には地域のキーパーソンと連携して情報を収集すべきだ」と話しました。