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2012年、開校10年目を迎えた国立沖縄高専の今後について話し合うフォーラムが21日、那覇市で開かれました。
10年の間に、様々な研究分野で成果を上げてきた沖縄高専。伊東繁校長は「開校10年を振り返りこれから何ができるのかを皆様と考えたい」と挨拶しました。
パネルディスカッションでは開校に深く関わった稲嶺恵一前県知事らが登壇し当時の苦労や経緯を振り返りました。
一方で、これまで4期生までが卒業していますが、県内企業への就職者は現在26%と「県内の技術者を育成する」という目的を満たしきれていない現状も指摘され、今後は県内企業との連携を図り県の産業に繋がる人材を育成するべきといった意見も出ました。