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定年後、平和ガイドとして沖縄戦を伝えている那覇市の吉嶺全一さんに、「エイジレス章」が贈られました。

エイジレス章は、社会参加活動に積極的に取り組む高齢者を内閣府が表彰するもので、2012年度、沖縄からは那覇市の吉嶺さんが選ばれました。

吉嶺さんは旅行会社を定年後、自らの戦争体験から沖縄戦を語り継ぐ平和ガイドとして活躍しています。

エイジレス章の伝達式は21日、県庁で行われ、崎山八郎福祉保健部長から賞状と盾が吉嶺さんに伝達されました。

吉嶺全一さんは授章式のあと「世界が平和にならない限り日本だけ平和というのはあり得ないので、そういう面でも(自分で)やれるところは(今後も)やって行きたいと思っています」と話していました。

80歳になっても平和ガイドとして活躍する吉嶺さん。これからも活動を続けると力強く話していました。