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イラク戦争から帰還した後、世界中で反戦と平和を訴えている元アメリカ兵が20日、那覇市で講演会を開きました。

イラク戦争に派遣された経験のある元アメリカ兵、アーロン・ヒューズさんとアッシュ・ウールソンさんは自らの過酷な戦争体験をアートで表現したり、各地で講演を開き、反戦を訴えています。

2人は沖縄で相次ぐアメリカ兵絡みの事件の背景には「より暴力的に育てようとする軍隊の教育構造が関係している」と指摘。沖縄に基地がある以上、被害は解消されないと訴えました。

ウールソンさんは「世界中どこであっても、そこに兵士が帰ってくる家があるのであれば、そこには暴力が生まれる」と話していました。

2人の講演は21日、沖縄国際大学でも開かれます。