続いてはおととい行われた高校サッカー選手権沖縄県大会決勝です。高校サッカー集大成の舞台、聖地国立競技場への切符を手にしたのは離島、宮古島の選手たちでした。
宮古島から夢見た聖地国立まであと1勝。彼らの夢達成は、島の悲願でもあります。
女性「島の誇りかなと思います」
宮古高校生「きょう飛行機で来たの?はい1便できました」「やっぱ、かっこいいと思います。がんばって、本当にがんばって国立に行ってほしいと思ってます」
男性「気持ちにはあららがま魂をもって頑張ってほしいと思います」
島の思いも胸に、戦いがスタート!
対するは、去年この決勝で敗れたグレーのユニフォーム南風原。応援団もバス6台を貸し切って集結。国立への思いを彼らも負けません。
試合序盤南風原のディフェンスに苦しむ青の宮古。細かくパスをつないでゴールを狙いますが、宮古はここで意表をつく攻撃にでます。10番善平、およそ40Mのロングシュート。
善平「前を向いたらキーパーがあがっていたのでここは行くべきじゃないかと思って」
後半は去年の雪辱に燃える南風原が怒涛の攻撃。宮古は体を張ってゴールを守る時間が続きます。
女子高生「がんばれー」
応援の声は選手たちの耳に…
洲鎌主将「ずっと島に育ててもらって本当に島のみんなが応援してくれて。最後の最後のねばりっていうのは島の人たちの気持ちが俺たちを押してくれたと思うんで、いつもの倍以上走ることができました」
そして一進一退の攻防はついに…
善平選手「(Q.優勝できた1番のポイントはなんだと思います?)宮古からわざわざ応援に来てくれた人の後押しがあったと思うし」「全国でも自分がシュート狙って上を目指せるように頑張っていきたいと思います」
洲鎌主将「島の人と一体となってたたかえたのは本当に大きかったと思います。今スタートに立った、これからだと思うのでこれからがんばりますということを島の人たちに伝えたいと思います」