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埋め立てが進む泡瀬干潟の工事によって、ウミエラなどの希少生物が被害を受けているとして、市民団体が工事の即時中止を訴えました。工事の中止を訴えたのは泡瀬干潟を守る連絡会です。

メンバーは埋め立て工事の際、業者が設置する汚濁防止膜によって、干潟に生息するウミエラやフジイロハマグリなどの希少生物が破損したり押しつぶされるなどの被害を受けていると指摘。

工事区域内のウミエラは、新種や絶滅危惧種である可能性もあるとして「事業者である国や県は、2000年の環境影響評価書で示した工事中に貴重な動植物が確認された際には適切な保全策を講じるとした約束を果たし、埋め立て工事を即時中止するべきだ」と訴えました。