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海人を撮り続ける写真家翁長盛武さんの伊良部島のカツオ漁をテーマにした写真展が那覇市で開かれています。

写真展「海人の島・かつお漁」は、写真家で沖展の審査員などを務める翁長盛武さんが6年をかけて、伊良部島のカツオ漁を撮影したものです。

安全と豊漁を祈願するハーリーとカツオ漁、収穫の3部構成で展示されている作品には、人とかつおが格闘する迫力、命が躍動する瞬間、その命をいただく喜びなどが表現されています。

翁長盛武さんは「(カツオが甲板をたたく)音、バチバチドンドン、血しぶき、そういうものがあがって戦場みたいな感じ。ここでわれわれは魚の命をいただいていることを実感したし、(海人の)表情も喜怒哀楽がはっきりしているもんで、写真家として見てもとても魅力がある」と話します。

写真展はタイムスギャラリーで11月18日まで開かれています。