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アメリカ軍のヘリパッド建設で大きな負担を強いられている東村高江を題材にした朗読劇がきのう、北谷町で行われました。劇という形で基地負担の現状を問いかけます。
「なんで国に訴えられたり反対はとか言われたり胸がつぶれるような思いをしたりするのか?それでも私たちは座り込みを続けました。」
朗読劇「私(わん)の村から戦争が始まる」。津嘉山正種(つかやま まさね)さんや北島角子さんなどベテランの役者や、県内で活動する30人の若手演劇家たちが出演しました。
朗読「工事をさせてくださーい。抗議行動は顔を出してやってくださーい。」
劇は東村高江のヘリパッドの建設に対する座り込みの抗議行動が題材です。住民の声をよそに沖縄防衛局によって、着々と進められていくヘリパッド建設の理不尽さを描き、平和で静かな暮らしを求める住民たちの思いを伝えました。
そして、繰り返し起きるアメリカ兵による事件。公務中などの場合、日米地位協定により
日本の法律で裁くことができない矛盾を指摘しました。
朗読「日米地位協定です。駐在している米兵に特権が認められているんです。」
朗読劇は7月に東京で公演したものに今回はオスプレイに関する話が加わりました。
朗読「MV22オスプレイです。どちらの事故もノープロブレム!人為的ミスです。プロペラが地面に着いたら飛散するようになっています。」
観客「(沖縄の)今とこれからの未来をどうやっていったらいいかっていう」
観客「様々な沖縄の現状を伝える劇ですごく心に響いて非常にいい劇だったなと感じました」
観客「何か行動を起こさないといけないなみたいな気持ちにさせられました」
常に直面してきた基地問題を改めて劇という形で確認した観客たち、口々に話していました。