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沖縄全域に強い地震が発生し、津波が来ると想定のもと、北谷町でアメリカ軍基地を通って避難する訓練が行われました。

訓練は沖縄全域に津波警報が発表されたという想定で実施されました。北谷町の避難訓練では保育園児や周辺住民など70人が参加し北前ゲートから基地の中へ入り避難していきました。

園児を引率して参加した女性は「距離が思ったより、長いので子どもたちは、相当しんどいと思うんです。私たちよりも」と話し、別の参加者の男性は「便利ではあるんですけど、中を見たことがないんで戸惑っていますね。道もわからないんで」と話しました。

この地域では、津波が発生した場合、高台への避難経路の確保が課題となっていて、5日は住民がアメリカ軍基地の中を通って避難できるという災害協定が、アメリカ軍と宜野湾市と北谷町との間で結ばれました。