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県は29日、2012年度の功労者20人を発表しました。受賞者は例年10人程度ですが、今回は復帰40周年の節目にあたることから、20人が選ばれたということです。

功労者に選ばれたのは地方自治の部門で、元・嘉手納町長の宮城篤実さん。教育部門で、元・興南学園理事長の平良寛吉さん。文化・学術部門では版画家の儀間比呂志さんと琉球朝日放送の開局にも尽力した琉球放送代表取締役最高顧問の小禄邦男さんが選ばれました。

伝統芸能・工芸部門では久米島紬の技術伝承に努めた玉城カマドさん。沖縄芝居役者の北島角子さん。金細工職人の又吉健次郎さん。民謡歌手の登川誠仁さんの4人が選出されています。

交流推進部門では大阪沖縄県人会連合会名誉顧問の屋良朝光さん。スポーツ振興部門で、女子プロゴルフのダイキンオーキッド大会を沖縄で開催した井上礼之さん。

また、社会福祉部門では元・県看護協会会長の宮城シゲさんが選ばれました。産業振興部門では伝統菓子の橘餅づくりに努めた謝花澄子さんとA&Wやプラザハウスショッピングセンターを設立した平良幸雄さん。

観光振興部門で、かりゆしウェアの普及や那覇大綱挽の継承発展に尽くした湖城英知さんが選出されています。

農林水産部門では元・県農業協同組合中央会会長の玉那覇清仁さん。科学技術部門で、沖縄科学技術大学院大学の設立に貢献した元沖縄及び北方対策担当大臣の尾身幸次さん。

平和・人権推進部門では元・ひめゆり記念資料館館長の本村ツルさんと沖縄の女性問題の解決に尽力した大城節子さんの2人が選ばれました。

社会貢献部門で、元・宮古地区交通安全協会会長の砂川良三さん。一般篤行部門では、青少年の海外留学や国際交流に貢献した外間政吉さんと2012年度の功労者は20人が選ばれました。

表彰式は11月3日、文化の日に行われます。