※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
沖縄国際大学の学生らが、隣接する普天間基地を離着陸するオスプレイを含む軍用機の飛行中止を強く訴えました。
沖国大の仲里徹朗さんは「大学の教職員、学生は一丸となって、日米両政府にオスプレイ運用中止と普天間基地を使用する航空機のすべての即時飛行中止を強く、強く要求します」と話しました。
沖縄国際大学では2004年にアメリカ軍のヘリコプターが墜落したことを受け、大学の上空を軍用機が飛ばないよう、2008年に学舎の屋上に「NO FLY ZONE」とペイントし、上空を飛ぶ軍用機に抗議しています。
12日はその文字の塗り直し作業が行われ、学生およそ30人が参加。基地ではオスプレイの訓練飛行が行われるなか、学生たちは赤いペンキで文字を塗り直してました。
男子学生は「沖国大に墜落したという事実があるので、ここの上空を(オスプレイが)飛ぶのが不安を感じる」「赤い文字で書くことによってオスプレイを操縦している人たちに見えると思うメッセージになってほしい」と話しました。
およそ1時間かけてすべての文字の塗り直しが完了し、改めて飛行中止を求める抗議の意思を示しました。