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航空機の大規模な事故を想定した訓練が11日、那覇空港で実施されました。

訓練は、警察や消防、自衛隊など79の機関、およそ580人が参加し、胴体着陸をした機体のエンジンが炎上して乗員・乗客合わせて50人以上に負傷者が出たという想定で行われました。

消防による消火活動のあと、機体の周辺に投げ出された人や機内から逃げ遅れた人が運び出されました。また、負傷者に特殊メイクが施され、医療チームがけがの程度を素早く見極めて治療の優先順位を決定。応急処置のあと負傷者は消防車やドクターヘリで病院に搬送されていきました。

那覇空港事務所では、今後も訓練を重ね、万が一の事態に対応できるよう関係機関との連携強化に努めたいと話しています。