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宮古を代表する民謡「なりやまあやぐ」を受け継いでいこうと、発祥の地・城辺友利では8日に「なりやまあやぐまつり」が開かれました。
沖縄の三大教訓歌とも言われる「なりやまあやぐ」。宮古では「慣れていることでも油断してはならない」という人生の教訓歌として歌い継がれています。
集落の人々が1年間かけて本格的な調査をした結果、友利集落が発祥の地であることがわかり、子どもから大人までみんなで地元の歌を歌い継いでいこうと、7年前から祭りが開かれています。
8日は集落にある海岸・インギャーに海上舞台が設置され、ほのかなろうそくの灯りが雰囲気を盛り上げました。予選で選ばれた25人が情緒たっぷりに歌声を響かせると、あたりは幻想的な雰囲気に包まれ、観客はその声に酔いしれていました。
400年ほど前から伝わるとも言われる宮古民謡。友利集落では今後、記念碑も建立し、地域で歌い継ぐことを決めています。