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2012年8月の県内の完全失業率は6.3%で、2011年の同じ時期に比べて1.1ポイント改善したことがわかりました。

県がまとめた労働力調査によりますと、2012年8月の県内の就業者数は63万9000人で、2011年の同じ時期に比べて2万6000人増加、4か月連続の増加となりました。

完全失業者数は4万3000人で2011年より6000人減少し、これにともない完全失業率も6.3%と1.1ポイント改善しています。また、8月の県内の有効求人倍率も0.42倍と3か月ぶりに上昇しました。

県では改善の要因について、観光シーズンに入り一時的に雇用が増えたことや震災で落ち込んだ景気が落ち着いたことなどをあげています。

ただ尖閣諸島をめぐる日中間の問題で外国人観光客の減少など、観光業などへの影響が懸念されるとして、県では今後の状況を見守りたいと話しています。