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バスやタクシーなどの事業を行うときに必要な「運行管理者」の試験に県内の高校生たちが合格しました。全国でも二例目、県内では初めてだということです。

運行管理者はバスやタクシー会社などを営業するときに必要な国家資格者で、運転手の健康状態の把握や安全確保の指示などを行ないます。

この難しい運行管理者試験に合格したのは、那覇工業高校の生徒4人。生徒たちは担当教師と共に県トラック協会を訪れ、合格を報告しました。

那覇工業高校3年の奥平翔大さんは「運送約款という決まりがあって、それがあると労働時間とか運転時間とか長くなったりするので、細かい時間まで覚えていくのが大変でした」と話し、また山里優太さんは「将来は整備士になることが夢だったんですけど、今回、運行管理者の勉強をして、物流界にも興味がわきました」と話していました。

8月に行われた試験には県内から120人が受験し40人が合格。合格率32.5%の難関です。

県トラック協会の国吉会長は「高校生が合格したのは業界でも刺激を受けた。ぜひ頑張ってほしい」と激励していました。