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オスプレイの強行配備にいよいよ市民が実力行使に出ました。徹底的に抗議する構えを見せています。

早ければ28日にもオスプレイが岩国から移動するとの防衛省が県などに連絡してきたことを受け、配備に反対し、基地のゲート前で座り込みをする市民らからも怒りの声が上がりました。宜野湾市から中継です。

普天間基地の野嵩ゲート前で始まった座り込みは10時間が経ち、その間にも参加者の数が増えているのが確認でき、現場の緊張は高まるばかりです。

午前中から市民団体の座り込みが始まり、現在も警察や警備隊に向け「逮捕者を出してでも配備を阻止する」という切迫した思いを叫びながら行動が続いています。

先ほど午後4時半過ぎにも再び衝突が起きました。座り込みの男性は「非常に危険なオスプレイ、絶対配備させちゃいけない。沖縄県民のすべての思いですよ」と話し、別の女性は「普通に生活がしたいです。だけども今やらなければ、本当に取り返しのつかないことになるという思いから参加しているわけです」と話しています。

オスプレイ配備中止を求める県民の声は日米両政府に全く届かず、そればかりか配備を無理やりを押し付けることによって、県民同士がにらみ合うという異常な状況が続いています。