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9月18日朝、尖閣諸島周辺の接続水域内に中国の監視船1隻が侵入したあと、現在は監視船11隻が接続水域内で航行を続けています。海上保安庁は過去最多の巡視船を配備するなど、現場海域は緊迫しています。
9月18日午前6時50分ごろ、尖閣諸島魚釣島周辺の接続水域内に中国の監視船1隻が侵入しました。日本の退去警告に対し、監視船は「釣魚島は中国固有の領土である」と応答。この後も午後2時ごろから尖閣諸島周辺の接続水域内に監視船が次々と侵入し、一時、接続水域内には11隻もの監視船が入りました。
この事態をうけ、海上保安庁は過去最多の巡視船を配備し対応。しかし、中国船による度重なる侵入事案に石垣市民は不安の声を口にしています。
石垣市の漁師は「自分なんかの領土だから強く出てほしい、政府にも。自分の漁場は大事にしたいという気持ちはみんな持っている」と話し、市民の一人は「めちゃめちゃ不安ですよね。へたしたら戦争になるんじゃないかというふうに思いますけれど」と話しています。別の市民は「最前線にいるのはここじゃないですか。石垣島は一番近いところ」と話し「やっぱり怖いですよね。何かあるんじゃないか」と不安そうに話していました。
現在は中国の監視船11隻が接続水域内で航行を続けているとみられていて、海上保安庁が警戒を続けています。