続いては高校野球です!来年のセンバツ甲子園への夢につながる九州大会への出場をかけた県秋季大会きょう6試合が行われました。
大会4日目きょうの1回戦は実力校対決。夏ベスト4の前原と対戦したのは、夏初戦で涙を呑み新チームで雪辱を誓う美里。
試合は前原が3回に1点を先制!追いかける展開の美里はそのウラ、先頭バッター1番、木村拓也のヒットを足がかりにこの回4安打と攻め立て、2対1と逆転に成功します。
投げては美里、エースでキャプテンの伊波雅司が3回以降、前原打線に、守備の助けもあって得点を許さず、美里が4対1で快勝、初戦突破です。
ところでここまで、この秋の県大会は、興味深い試合もありました。きょうの試合と合わせどうぞ!
大会3日目、先週月曜日には県内初の連合チームが登場しました!縦縞のユニフォーム伊良部高校は野球部員が6人宮古工業が7人と、ともに部員数が足りず、県内初の連合チームとして秋の大会に挑みました。
夏の大会以降、週一回、互いに島を船で行き来しながら練習に励んだ成果をみせる連合チーム。試合は3回まで両チーム無得点の好ゲームを展開します。
喜瀬民男監督「選手がいないから、大会に出られないから、部活をやらないとか、そういう状況だけはまず第一に避けなければいけないと思いますし」
しかし、試合は4回、連合チームのエース崎原が美里工業打線につかまり、6人連続ヒットの猛攻を浴び、大量5点を失います。その後も、美里工業の毎回得点の前に宮古工業・伊良部の連合チームは7回コールドで敗れましたが二つのチームには固い絆と、来年への決意が生まれていました。
伊良部主将「(試合は)楽しかったです。結果は残念でしたけど、試合に出られたことは楽しかったです」
普天間・浦添オーダー交換で握手、試合前、選手のオーダー交換を行う2チームのキャプテン実は、双子!兄は普天間高校キャプテン、高良建也(けんや)弟は浦添高校キャプテン、高良勇也!非常に珍しい双子によるキャプテン対決が実現したのです。
兄普天間「ずっと小学校からずっと一緒だったので敵としてやりたいというのもあって、違う高校を選びました」「Q練習試合は何回か経験は?あっ(二人同時)ないです(弟)やったことないです(兄)」
弟浦添「気になる両親は?両親はバックネットで中立です。どっちでもない。間で(応援です)」試合は2回に普天間が、相手の守備の乱れも重なり3点を奪いリードすると、続く4回にはさらに2点を追加した普天間、打席には兄高良建也!対する浦添のキャッチャーは弟、高良勇也。
兄高良建也のライト前タイムリーでさらに1点を奪った普天間この回、ダメ押しの6点を挙げ、双子のキャプテン対決は6回コールドで兄普天間高校が勝利を収めました。