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大型で猛烈な勢力のまま沖縄地方を通過した台風16号は各地に大きな被害を残しました。被害状況をまとめました。

沖縄本島地方は、15日の夕方から16日の夕方まで、ほぼ丸一日、台風の暴風域に入りました。この強風にあおられドアに指を挟んだり飛んできたべニア板が顔にあたるなど4人がけがをしました。

また、秋の大潮の満潮と台風の接近が重なったことから、各地で高潮の被害も発生しました。本部町では、がけが崩れて電柱が折れたほか、潮位が上がった渡久地港から海水があふれ出し、車や住宅が次々に水に浸かりました。

県のまとめでは、本部町や名護市など北部を中心に400棟以上が床上・床下浸水しました。最大で6万2800戸が停電し、延べ181世帯、498人が自主避難しました。