※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
大型で猛烈な勢力のまま沖縄地方を暴風域に巻き込んで通過した台風16号の被害状況をまとめました。沖縄本島地方は、15日の夕方からきのうの夕方まで、ほぼ丸一日、台風の暴風域に入りました。
石垣島でシュノーケルをしていた男性が死亡したほか、那覇市内の川でも身元不明の男性の遺体が見つかりました。指を挟むなど4人がけがをしましたが、いずれも軽傷です。
また、秋の大潮の満潮と台風の接近が重なったことから、各地で高潮の被害も発生しました。県のまとめでは、北部を中心に400棟以上が床上・床下浸水したほか、本部町では、がけが崩れて電柱が折れたり、車が半分くらいまで水に浸かりました。最大で6万2800戸が停電し、延べ181世帯、498人が自主避難しました。
一方、那覇空港は、キャンセル待ちの人などで混雑しています。航空各社によりますと、17日は、ほぼ通常通りの運航になっていて那覇空港の出発ロビーのカウンター前には、長い列ができていました。
また、17日は3連休の最終日ということもあり、東京や大阪行きの本土便は、ほぼ満席でこの混雑は、17日いっぱい続くとみられています。