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今月4日、広島県で発生した小学生の連れ去り事件を受け、県警では子どもや女性の犯罪被害防止を呼びかけています。
県内でも女性や子どもを狙った声掛けや露出など、わいせつ事件の前兆事案が2011年の1年間で342件発生。2012年8月末時点では195件にのぼり、深刻な課題となっています。
県警では被害防止のため、女性や子どもの夜道の一人歩きや、人通りの少ない道を歩くことは避けるよう注意を呼びかけています。
また、子どもたちへの注意として、危険に遭遇した場合は「助けて」などのふだん使い慣れていない言葉よりも「お父さん」や「お母さん」といった使い慣れた言葉で大声を出すことが大事だとしています。
さらに「子どもを狙った事件は大人の関心が薄れた時に発生する」として、地域の大人みんなで子どもを守るという意識を持ってほしいと話しています。