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アメリカ軍が予定しているオスプレイ配備に反対する県民大会が9日、宜野湾市で開催されています。

沼尻記者は中継で次のように伝えました。「こちら宜野湾海浜公園は、オスプレイ配備反対の意思表示をしようと大会カラーの赤を身に着けた人たちで埋まっています。」

今月6日にも、アメリカで緊急着陸のトラブルを起こしたとあって欠陥機といわれるオスプレイの配備を強行することへの不安と怒りはさらに強まっています。

参加した女性は「絶対オスプレイは反対です、来てほしくないってことでいま奈良から娘たちが来てます」と話していました。

また、大会実行委員会の共同代表をつとめる喜納昌春県議会議長は「いつ、空からオスプレイが墜落してくるかも知れない状況の中で生活することが、正常な生活といえるでしょうか。私達には子や孫を危険から守る責任があります」と壇上から訴えました。

会場には、離島からも多くの人が駆けつけていて、さらに、石垣島や宮古島でも同じ時間帯に反対集会が開かれています。まさに島ぐるみでのオスプレイ抗議の日となっています。

今回採決された配備計画を直ちに撤回し同時に普天間基地を閉鎖・撤去するよう要求する大会決議は今月12日、実行委員が上京し総理大臣や外務大臣など関係閣僚に、直接手渡すことにしています。