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尖閣諸島の購入を目指している東京都が、魚釣島などの周辺で実施していた調査を終えて、2日夜、石垣港に帰港しました。
東京都の調査団は2日朝から魚釣島や南小島、北小島の沿岸調査や不動産鑑定などを半日近くかけて実施し、2日夜遅く、石垣港に帰港しました。
この後開かれた会見で、東京都調査団の山田吉彦専門委員は、「これだけ自然が残されていて新しい視点からものが見れる。特に野鳥のこと、あるいは海洋性生物のことなども鑑みても私は非常に魅力的な島だと思う」と述べました。
また東京都の坂巻政一郎調査団長は「買った暁にどういう風な活用をしていくのかは、当然にして行政区域の石垣市、あるいは沖縄県庁、その辺と協力しながら、要望等も受けながら、共同でやっていくということが必要だろうと思っている」と述べました。
今後の調査について坂巻団長は、「今回調査したデータを詳しく分析して判断したい」と述べました。石原都知事は自ら調査に同行する姿勢を示しています。