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旧盆の入りの8月30日、八重山地方ではあの世からの使者「アンガマ」が家々を訪れ、先祖供養を行ないました。

「アンガマ」は八重山では伝統的なお盆の行事。あの世からの使者ウシュマイとウミーが子や孫を連れて現れ、踊りを披露したり、旧盆のいわれなどを観客と裏声で問答して祖先を供養します。

特にその見どころは現世の人との珍問答、昨夜中央商店街に現れた「アンガマ」は、観光客の「あの世からどうやってきたのか」という質問に、「みんなでボーイング767に乗ってきた」と答えると、観客からは大きな笑いが起きていました。

この「アンガマ」は旧盆の3日間、日暮れとともに現れ、各地で家々を訪問して先祖の霊を慰めます。