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過去最強クラスに達するといわれた台風15号の農林水産物への被害額が4億2300万円あまりとなったことがわかりました。
25日から30時間以上に渡って、大東島地方や沖縄本島地方を暴風域に巻き込んだ台風15号。県農林水産部のまとめによりますと、県全体での被害総額は4億2300万円あまりに上っています。
被害の内訳で最も大きかったのはさとうきびで、2億9400万円あまりとなっています。このうち1億2400万円あまりが大東島での被害となっています。
また、一部地域で500ミリ以上の大雨を観測した本島北部地区では、林道の斜面崩壊などが18件発生し、被害額は7000万円あまりに上っています。
このほか、牛舎の破損などでおよそ180万円。漁船の破損や水産施設への被害などでおよそ1900万円と、台風15号の被害は農林水産業の広い範囲に及んだことが明らかとなりました。