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30日は旧盆のウンケーです。お盆の準備朝から大変だったというお宅も多いかと思います。那覇市の市場は朝から食品やお供え物を買いに訪れた多くの買い物客らで賑わっていました。

那覇市の牧志公設市場に山盛りになった三枚肉やソーキ、色鮮やかななかまぼこなどが普段よりも多く並び、多くの買い物客で賑わいをみせていました。

買い物客は「ごぼう巻き用の肉と中味などをさっき買いました。ごぼう巻き用の肉を忘れてまた戻ってきたんです」「毎年みんな来て、おいしい料理で賑わっている。ことしも楽しいウンケーになればいいなと思っています」と話します。

また店先では、招きネコならぬ招きブタも商売を助けます。店の人は「これも招きブタになって最高の効果になってました、売り上げの」「ご先祖様も喜んで帰っていらっしゃるんじゃないですかね」と話しました。

店の人によると2012年は台風の影響で買出しが遅れていて、29日からきょう30日にかけて買い物客がピークだということです。

一方、こちらは石垣市。ここしばらく迷走台風14号に振り回されましたが、旧盆の入りの30日、港は例年通りの旧盆の風景が見られました。

離島桟橋では石垣島から竹富町の各離島へ帰省する人たちが、大きな荷物を抱えて船に乗り込んでいました。

また、石垣市の公設市場ではお供え用のバナナやサトウキビ、色鮮やかな菓子などが並べられています。しかし、鮮魚店は1週間以上、漁ができない状態が続いた影響で、魚が品薄状態です。旧盆用の魚が並ぶのは明日31日からだということです。

鮮魚店の店主は「漁に出れない。お盆も台無し。商売あがったりさ。30日からは漁に出ているよ。31日からね、魚は。いちでーじ」と話していました。

石垣市では旧盆の入りの今夜、あの世からの使者・アンガマのウシュマイとウミーが家々を訪問します。