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視覚障害を持つ人が住みやすい街を目指そうと29日、那覇市議らが、アイマスクを着用してモノレールなどに乗車、バリアフリーについて考えました。
アイマスクを着用した市議会議員らは、およそ10分もかかってモノレールのホームに到着。車両に乗るのも一苦労です。
比嘉瑞己議員は「ホームとの隙間があるとわかっていても、落ちるんじゃないかという不安で恐怖でした」と不安そうに話しました。
議員らはモノレールを降り、今度はバス停まで移動したものの、点字ブロックが見つからない場所に来てしまいます。
県内の視覚障害者はおよそ4500人。しかし、乗り降りしやすい低床バスの導入率は全国平均の49%に対し、沖縄県は4.5%と大きく下回り、全国最下位です。
屋良栄作議員は「(今後の目標は)まずはバスのノンステップを100%達成することがひとつ」と話していました。
乗車体験に臨んだ議員らは「市民の皆さんも街中で歩行の妨げになっているものを積極的に見つけ、人にやさしい街づくりに協力してほしい」と話していました。