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２つの台風、14号と15号が沖縄地方に接近しています。石垣島地方が14号の暴風域に入る可能性は低くなりましたが、現在、先島諸島の一部が強風域に入っていて、引き続き厳重な警戒が必要です。
強い台風14号は22日午後３時現在、石垣島の南およそ220キロの海上にあって、ゆっくりした速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートルです。
台風14号は今後、先島諸島の南の海上を西に進む見込みで、石垣島地方が暴風域に入る可能性は低くなりました。しかし、22日夜遅くにかけて最も接近し、非常に強い風が吹く見込みですので、厳重に警戒してください。
石垣市の沿岸では、波が高まっていて、石垣港と各離島を結ぶ船の便は22日午前中から全便欠航となっています。市内でも駐輪場の自転車が倒れるなど、風が強まっています。
一方、強い台風15号も勢力を強めながら、午後３時現在、フィリピンの東の海上を１時間に15キロの速さで西に進んでいます。沖縄地方には25日朝に最接近する恐れがあり、暴風や高波・大雨に警戒が必要です。