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ベトナム戦争のさなか、沖縄に5000トン以上の枯れ葉剤が保管されていたというアメリカ陸軍関係の文書が見つかったことを受け、16日に社民党県連などが沖縄防衛局に真相解明を求めました。

沖縄防衛局を訪れたのは社民党県連と社民・護憲ネット県議団のメンバーらで、ベトナム戦争当時沖縄に駐留していた元軍人たちの証言を検証し、真相を解明すること、県民の健康調査を実施することなどを求めました。

この問題を巡っては、1972年にアメリカ空軍が沖縄に保管されていたおよそ5200トンもの枯れ葉剤を北太平洋にあるジョンストン島に運んだことを記す報告書が見つかっています。

議員たちからは「ベトナム戦争当時出撃や補給の拠点となっていた沖縄に枯れ葉剤だけがなかったというのは考えにくい。早急に県民の健康調査をするべき」といった意見があがりましたが、

沖縄防衛局は「外務相を通してアメリカ政府に事実確認をしている」との回答に終始しました。