棚原記者「ベスト16をかけた浦添商業の2回戦が始まります!アルプスはきょうも満員です!」
スタンドはぎっしり万人の大観衆!その期待に浦添商業が応えます!
1回ウラ、打席には東江京介。「このチームに勢いをつけるようなバッティングがしたいです」その言葉通り、ヒットで出塁すると続く2番・大城は外野への犠牲フライ!浦添商業があっさり1点を先制します。
さらに2回にも1点を追加し迎えた3回、東江と同じく宮良監督が鍵を握ると話し、打順を3番に上げた呉屋良拓。「自分が打てばチームに勢いも出ると思うので、しっかり相手の流れにならず自分たちの流れに持っていきたいです」
続く4番・宮里泰悠!さらに、もう一人のこの試合のキーマン、1回戦ノーヒットの5番・当真寿斗!当真の大会27号のランニングホームラン!浦添商業がチャンスに畳み掛ける攻めで、この回一気に3点を奪い!5対0と点差を広げ主導権を握ります!
守ってはエース宮里泰悠の要所を締めるピッチングとこの試合もバックの堅い守りが光りました!7回には1点を返された浦添商業。あと1点が欲しい…。
そのウラ、2アウトながらランナーを置いて打席には、代打屋!金城魁!「沖縄大会みたいにしっかり楽しんで自分のスイングをしていこうと思いました」
その後も浦商、2番手、甲子園初マウンドの2年生・金城仁力が宮里の後を次ぎ、きっちり抑えます。最後も堅い守りが光ってゲームセット!浦添商業快勝でベスト16進出です!
宮良高雅監督「(Q:采配どんぴしゃでしたね)まだまだ上はありますので。勝ちをもらってはいますけど、中には細かいピッチャーの配球だったかり、走塁ミスだったりとか、要所のミスもまだありますので、勝ち上がっていくためにはそういうミスも修正していきたいと思います」
東江京介「狙い球を迷いなく振れて、監督の指示にもしっかり応えきれた。(打球が)抜けた瞬間とか嬉しかったです」
金城魁「この舞台で、親の前で結果を出せたというのは、今までいろいろ支えてくれたおかげなので、やっぱりこの一本は大きいなと思いました」
内間主将「自分が助けないといけないと思ってますし、キャプテンなので、しっかり守備でも生活面でもしっかりチームを引っ張っていきたいです。いつもベンチで見ている人たちが、こうやって活躍してくれるのは次の試合にもつながるし、自分たちも後ろがいると思うと楽になるし頼もしいですね」
次は甲子園奪三振記録を塗り替えた松井投手のいる桐光学園と19日(日)の第2試合でベスト8をかけて戦います。