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ワクチンの開発で県内企業とインドネシアの大学が提携することになり、14日、名護市で調印式が行われました。
ワクチン開発の提携が決まったのは、名護市の生物資源研究所とインドネシアの国立ボゴール農業大学です。
14日の調印式典には、生物資源研究所の根路銘国昭代表やボゴール大学のアナス副学長らが出席。ワクチン開発の技術提携や研究者の相互派遣などに関する合意書に調印しました。
生物資源研究所では、特殊な技術で天然ウィルスと同じ遺伝情報をもつワクチン用のタンパク質を作り出すことに世界で初めて成功。低コストで大量生産が可能なことから、様々なウィルス感染症へのワクチン開発に応用できる基盤技術として期待されています。
生物資源研究所では、ワクチンの生産施設をもつボゴール大学と協力し、実用化に向けた技術開発を進めたいとしています。