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宜野湾市の沖縄国際大学にアメリカ軍のヘリコプターが墜落して8月13日で8年になります。大学では集会が開かれました。
大城保学長は「普天間基地を使用する航空機の即時飛行中止を求めると同時に、MV22オスプレイの配備に強く反対する」と訴えました。
2012年は普天間基地へのオスプレイの配備が強行されようとしていることを受け危機感を訴える声や、日米両政府に対する怒りの声があがっていました。
学生は「2004年の墜落事故の記憶がまだ生々しく残っている時期に、オスプレイの配備が決定されたことに、沖縄国際大学で勉強している学生としても、私は底しれぬ不安と怒りを禁じ得ません」と発表。
他の学生も「政府側から沖縄の基地負担軽減という言葉を何度となく、耳にしてきたが、オスプレイの配備に対する動きを見る限り、全くうわべであったことが証明されようとしています」と訴えます。
アメリカ軍はオスプレイが配備された場合、普天間基地周辺では運用が減ると強調していますが、環境レビューでは深夜早朝の離着陸はおよそ4倍に増えるなど負担軽減にはなっていません。
事故当時の状況を知る学生は卒業し、教職員も入れ替わる中大学ではこの事件を機にいかにして基地問題を伝えていくかが課題だとと話しています。