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夏の甲子園、県代表の浦添商業は10日に初戦に挑み、大会の優勝候補にもあがっていた名門・愛工大名電を下し、初戦突破を果たしました、
観衆1万7000人が見つめた注目の一戦は、大会ナンバーワン左腕・愛工大名電のエース浜田達郎と浦添商業投打の柱・エース宮里泰悠の投げ合いで始まりました。
浜田の立ち上がりを狙っていた浦添商業。試合は2回、エース対決宮里がドラマを作ります。高校ナンバーワン左腕から、豪快な大会7号ソロホームラン!浦添商業が1点をもぎ取ります。さらに、このあとランナーを三塁まで進めると、打席には県大会のラッキーボーイ・2年生の喜瀬由希。この回2点を奪い、名電・浜田を揺さぶると、続く3回にも、相手のミスが重なり2アウト満塁のチャンス。ここでバッターは呉屋良拓。県大会クリーンナップの呉屋が値千金のタイムリー3ベース!チャンスに畳み掛ける浦商野球が爆発、5対0とリードを広げます。
このあと追いすがる名電の反撃で4点を返され5対4、1点差まで詰め寄られますが、7回には、2番で2年生の大城利修のタイムリーで貴重な追加点をあげました。
投げては宮里、照屋、2枚看板の要所で締める活躍に加え、バックの堅い守りも光った浦添商業。強豪撃破で初戦突破です!
試合後、宮里泰悠くんは「まさかホームラン打てるとは思っていなかったので、本当に良かったなと思います」と話していました。
勝った浦添商業、次の試合は15日、大会8日目第3試合、兵庫の滝川二高と対戦します。