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夏休みの機会に学んで欲しいと企画されました。沖縄戦で戦場に動員されたひめゆり学徒の生存者による夏休み特別企画がひめゆり平和祈念資料館で開かれています。
8月1日から始まったこの企画では、ひめゆり学徒の生存者12名が日替わりで戦争体験を語っています。6日は17歳で学徒として戦場に動員された宮城喜久子さんが、激しい戦闘の中、目の前で学友が銃弾に倒れていったことや、アメリカ軍の捕虜になった時の様子などを証言しました。
「平和をつくるための戦争と教科書にも書いてありました」「傷つけて殺すのが戦争でした。実際にいってみてやっとわかったんです」「真実を知ること、無知であることの怖さ、それもみなさん知ってください」と、宮城喜久子さんは話しました。
また生存者の証言を元に、戦争の悲惨さを子どもたちに分かりやすく伝えようと制作されたアニメ「ひめゆり」も上映されています。会場にいた女の子は「きちんと(体験者の)話を聞いて後の世代に引き継いでいけたらいいな」と話しました。
企画は8月15日まで開かれています。