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アメリカ軍のオスプレイの訓練用だということが明らかになった東村高江のヘリパッド工事現場で19日、防衛局員らが工事に入ろうとし、住民との間で緊迫した状況となりました。

6月にアメリカ軍が公開した環境レビューからオスプレイの訓練用ということが明らかになった東村高江のヘリパッドでは、6月10日から工事が再開され、住民の会が24時間体制で警戒しています。

19日正午すぎ、重機とともに防衛局員と作業員およそ30人が工事に入ろうとすると、住民たちはオスプレイ用の基地は作らせないと一斉に声をあげました。

住民のひとりは「とにかくオスプレイのための基地ですから、これは。県民全てが反対している基地を作らせるわけにはいかない。これは無理です」と話します。

騒然としている横で重機が搬入されるなど現場は混乱。オスプレイの配備準備が進められる中、国は工事を急いでいるものとみられていて、現場は緊張が続きそうです。