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県議会は7月19日、6月定例議会の最終日を迎えましたが、識名トンネル問題の百条委員会設置を巡って、本会議は一時、空転しました。

本会議は、予定より15分遅れて始まりましたが、自民党会派が休憩を求めたため、会議は一時中断しました。

7月19日の本会議には、2011年発覚した、識名トンネルを巡る補助金不正受給問題の真相究明を図るため、罰則や強制力を持つ百条委員会の設置を求める動議が出されていて、7月18日から各会派間での調整が進められていました。採決になれば、野党中立会派の賛成多数で可決される見込みです。

百条委員会には参考人招致などに強制力があり、正当な理由なく出頭しない場合などには罰則が科せられます。沖縄県議会に百条委員会が設置されれば、37年ぶり2回目となり、議会による責任追及が本格化します。