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環境にやさしい公共交通を目指そうと、県が開発を進めてきた電気バスが完成し、18日にお披露目されました。新たに開発されたのは、電気で動くEVバス「ガージュ号」です。車体には、エコをイメージさせる「ガジュマル」のデザインが採用されています。

リチウムイオン電池を搭載し、1回の充電での走行可能距離は40キロから50キロ。騒音や振動が少なく、二酸化炭素を出さないことが特徴です。

もともとは、県内で路線バスとして使用されていたもので、中古のディーゼルバスを改造してEVバスにする試みは全国初だということです。

EVバスは来月末から那覇市内で試験運行を開始。年内に、市内線に本格導入されます。バスの乗りごこちを聞かれ上原副知事は「快適です。どんどんこういうバスを増やして、環境モデル都市というかそういうのを目指したい」と話しました。

県では今後、充電インフラを整備し、2014年度までにEV、バスを12台に増やす予定です。