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本部町のもとぶ元気村で飼育されているバンドウイルカに赤ちゃんが誕生しました生まれて11日元気に泳ぎ回っています。

バンドウイルカは出産が難しいのですが赤ちゃんが、今月2日に誕生。13日から一般公開がはじまりました。

大矢英代記者「イルカショーが人気のもとぶ元気村に来ています。バンドウイルカ11頭が暮らすこちらに7月2日、元気な赤ちゃんが誕生しました。さっそく見にいきましょう。いました。お母さんと2頭ぴったり揃って、泳ぎの練習でしょうか。元気に泳いでいます」。

13日から一般公開がはじまったのは11日前に生まれたイルカの赤ちゃん。お母さんイルカのチャメに守られながら、小さな尾びれを一生懸命動かします。お母さんが息継ぎをすると、赤ちゃんも真似して息継ぎの練習です。

オキナワマリンリサーチセンター來山大貴さんは「こどもと同じサイズの人形作った。これなんですけど。泳ぎや授乳の練習させた」と母親へのトレーニングについて話しました。

そして「生まれた瞬間は子どもが力なく泳いでいた。すぐに母親がかけつけて、後は母親に任せて僕らは見守るだけという感じでした」と話します。赤ちゃんは全長1.2メートル、体重20キロ。母子ともに健康状態は良好とのことです。

來山さんは「出産成功は10〜20%。特に初産は難しい」「僕らも初めての経験。ドキドキ。10日たってやっと実感がわいてきた」「母親のチャメは性格がわがまま。でも出産してしっかり子守をして、いいお母さんになった」と話します。

赤ちゃんはまだ性別が確認できてませんが、確認でき次第、名前を一般公募する予定です。赤ちゃんは順調に成長すれば、2年後にトレーニングのデビューの予定で元気村の飼育員たちは「お客さんを楽しませてくれる元気なイルカに育ってほしい」と、話しています。